JAIST社会人コース受験メモ(2020年)
誰?
- 大学では経済学を専攻していたが、大学院では情報科学の分野で研究をしたい人
- 社会人
- プログラミング歴は約5年
受験の流れ
2020-04-19
オンラインでJapan Advanced Institute of Science and Technology(JAIST)の東京社会人コース説明会に参加した。
2020–04–22
関心のある研究室に受け入れが可能かを問うメールを送った。COVID-19のため、対面でなく、メールでやり取りすることになった。教授が発表した論文や担当している講義の資料のリンクが送られてきた。講義の単位を取得できそうとかなどについて確認するため課題を出していただくことになった。講義の資料はi217 Functional Programmingという講義のものだった。
2020–04–27
講義資料の指定された箇所を読み終わったという旨のメールを送った。1つ目の課題を出していただいた。
2020–04–28
1つ目の課題が完了した。課題をメールで送付した。
2020–04–29
2つ目の課題を出していただいた。
2020–05–02
2つ目の課題が完了した。課題をメールで送付した。短期間で2つの課題を完成させることができたので、該当の講義に関しては単位を取得できるレベルであるという評価を受けた。大学院や研究について改めて説明を受けた。どのような研究をしたいかと問われた。
2020–05–03
分散システムを形式検証したいという内容(実際には具体的な内容)のメールを送信した。そのメールに対する返信内容から自分のしたい研究を行うことができそうだとわかった。
出身大学に成績証明書と卒業証明書を発行する手続きをした。
2020–05–16
研究計画書の書き方を問うメールを送り、アドバイスをいただいた。
2020–05–22
研究計画書のドラフトを送付した。内容はよいという返信をいただいた。
2020–06
研究に関係する論文を読んでまとめたり、情報科学や数学の基礎的な内容を改めて勉強したりし始めた。職歴調書、エントリーシート、研究計画書を作成した。
2020–07–08
博士前期課程の社会人コース特別選抜に出願した。
2020–07–19
口頭試問で使用する資料を作成し始めた。
2020–08–06
受験票が届いた。
2020–08–21
有給を取得して、口頭試問でのプレゼンテーションの練習をひたすら行った。
2020–08–22
品川で口頭試問を受けた。会場に向かう最中にスマートフォンを無くして少し焦ったが、早めに出発していたので試験に間に合った。
2020–08–29
合格通知が届いた。
その他
- COVID-19のため出願期間と入試の日程が一度延期になった。
- 課題は関数型プログラミングと証明に関する内容だった。関数型プログラミング言語を用いて簡単な関数型プログラミング言語を実装した経験、数理論理学の基礎的な内容が書かれた本を読んだ経験、高校数学の知見などが役立ったと思う。
- 私が学部で文系科目専攻だったことが関係するのか(?)、面接では情報科学や数学に関する基礎的な質問があった。こちらも趣味で色々やっていたことが役立ったと思う。